この展示館は別名「SWALレアグッズ館」と呼んでいます。
したがって1号館を見て面白くないと思った人は立ち寄っても意味がありません。本当に興味のある方のみご入館願います。
また勇気を持って入館される方も、意外な物の「飛び出し」には十分ご注意願います。
…それにしてもいつ、どこで、だれがこんなにたくさん集めたの?
(by Milk Air Presents)



スタンプ航空券搭乗券運送約款荷物タグ
B6の座席表カップランチボックス機内案内
のぼりTシャツコーラルクラブアンケートくさりやすい



スタンプ

これはさしずめSWAL版「DISCOVER JAPAN」だ。
スタンプ帳片手に、各空港を飛び回る輩が「少し」だけいたとか…。
小出しにしてましたが、全部見せます! クリックで拡大します。
DISCOVER OKINAWAして下さい。






航空券

スタンプ押したら、さあ切符を買いましょう。
その昔、南西だけの予約って本土では出来なかったの知ってますか?
当然発券も出来なかったのです。じゃあどうやって購入するかって…?
それはJALなどから予約をして、連帯航空券(他社便を含む旅程がある時のキップ)で発券するしかなかったのです。
左上の物は南西航空の連帯航空券で、これってちょっと貴重です。
下は今やほぼ絶滅した「手書き」航空券。でもこの当時は当たり前でしたが…。








搭乗券

えっ?搭乗券は1号館でもう見たって…!?
いやいや、これは前のとは一味違うものなのです。良く見てください。
そうですか…どれどれ…ウーンそう言えば色もちょっとくすんでいるし、就航路線がやけに少ないようですねえ…
そうなのです。これは昭和48年当時の搭乗券なのです。
この時期、設立から6年が経っていますが、就航路線は増えていないのです。
(多良間、波照間、北大東、粟国等には未だ空港がありません)
予定線の入っている那覇〜奄美〜鹿児島線は開設されませんでした。
また右は当時から重量制限の厳しい南大東路線での超過手荷物切符。1kg超過で71円だそうで、今考えればただみたいな値段。
ちなみに航空運賃は片道7,980円で週2便の運行でした。






運送約款

別に写真でお見せするような物でもないけど、こんな物もあったんです。
空港で良く探せばどこか大きな柱の影などに、ぼろぼろになりながらも生存していたりする。
普通はポスター大の紙に細かい字で書かれており、誰もまともに読んだことはないのでは…。
中にはこんなことが書いてある。
「集合時刻」
航空機に搭乗する際には、必要な手続きのため会社が指定する時刻までに指定する場所に到着しなければなりません。(旅客約款)
「貨物の非常処理」
会社が保安上必要と認めた場合、荷送人に予告せずに廃棄又は機上投棄する事があります。(貨物約款)

ホントかいな?全部読んでたら乗り遅れそうだ。





荷物タグ

最近はこうゆう紙にひもが付いているヤツ、無くなっちゃったんだよねえ。
一度は荷物にくくりつけられるのに、普通は到着するとみんな剥がして捨てちゃう。
今は機械から打ち出されたピラピラの細長い紙(またはセロハンみたいなもの)を荷物の取っ手に巻き付ける式が主流。
でもなかには自慢げに今まで乗った全てのタグを捨てないで、カバンにじゃらじゃら付けっぱなしの人、見たことあります。(おいおい、それは自分だろう!)
ちなみに空港名を示したタグは、ボーディングパスと同系の色を使っていた。(波照間は薄紫色)
右端の「SUPER SEAT」はB−767にしかなかったので、貴重品である。






B6の座席表

宮古空港に置いてあった物。B6便のチェックインカウンターにあった。
図の通り、前3列はスーパーシート。那覇〜宮古間は普通席扱い。
チェックインのかなり前から並んでいたのに、SS席には座れなかった。
(この当時は事前アサインサービスはなかったのに…)





カップ

これも乗れば必ず出てくる物。
なんと言っても夏の暑い日に飲むジャワティーは最高だ。
島内線の機内サービスは基本的には飲み物とあめ玉だけ。だから以前はお弁当サービスなどなかった。
本土線が開設されてからは、ボックス入りの軽食も出るようになった。
ところで青いハイビスカスってどこかに咲いているの?






ランチボックス

さすがに私もここまでは取っておかなかったという代物。
先ほどのカップに続いて今度はランチボックスの登場だ。
本土「長距離路線」では、ささやかながら軽食のサービスがあった。その箱を折り畳んだのがコレ。
右の物はハイビスカスと宮古島をかたどった物。
いろんなデザインや色があったはず。だけどこれを全て取ってある人がいたら、その人の前でひれ伏してしまいましょう。(でも何も出ないよ。)
さあ、お腹もいっぱいになったし、音楽でも聞きながら一眠りしようかな。







機内案内

機内オーディオサービスの案内書。
B−767はわかるけど、B−737−200にもあったんですねえ。
初期のB−737−200にはなかったけれど、本土線を次々開設して、その必要性に迫られて設置したという感じ。
これはなぜか1枚のペラ紙で、機内誌「Coralway」には載っていませんでした。
ちなみにこのB−767の写真、導入前の想像図で、写真に着色して作られたもの(だった気がします。小さくってよく見えないよ…)
「眼下にひろがるコバルトブルーの海を眺めていると、旅ごころがふくらみます。」








さあ目的地に着いたようだれど、あいにくの雨模様。
でもご安心。ボーディングブリッジのない空港では大活躍のSWAL傘。
タラップを降りると地上係員がこの傘を広げて手渡してくれたりする。
いかにも実用本位の傘ですな。
これは「緑のおばさん」が雨の時に着る、雨合羽を思い出させる色であります。(この時は黄色のおばさんに変身…)
この傘をさして町の中を歩くとやけに目立ってしまうので、そういうことは辞めましょう。こうしてとっておくのが一番良いのです。
でもこれ、どうやって手に入れたのだろう…





のぼり

さて飛行機を降りましょう。
これも大変貴重な品。
確かトライアスロンの時などでテレビで見た記憶があります。
普段は街角ではためいていたわけではなく、何か南西航空が後援するイベントの時だけ立てられていた(ようだ…)
当時はこれをいただく(かっぱらう?)勇気がなくて、ついに手に入れることが出来なかった品物。
でもなぜか我が家にはオリオンビールののぼりがあります…
勿論これはご提供者のワルター大将さんが正規のルートで手に入れた物です。






Tシャツ

夏はTシャツ、冬はトレーナーと一年中同じような服ばかり着ている私。
でもやっぱりTシャツは大好きです。
もう20数年前、国際通りの露天Tシャツ屋で大きなSWALマークと路線図がデザインされた物と、B737が描かれたプリントシャツを買いました。
愛用品だったけど、残念ながら写真が残っていません…
で、この写真(左)は香川の横川さんからご提供頂いたもの。コーラルウェイのフォトコンで佳作に入選したときの賞品だそうです。
ちなみにマスコットの名前は確か“スワル君”だったような…
そして右のですが、これはタンスのなかを整理していたら偶然見つけたものです。もう首がのびちゃって着られないけどSWALマークを見つけた時は嬉しくなりました。





コーラルクラブ

今ではマイレージを貯めて無料航空券を貰うのが当たり前の時代。
でもこのころはようやく航空会社のカード会員(勿論無料ではない)募集が流行りだした頃。
SWALでも乗り遅れまいとして始めたのがこの「コーラルクラブ」。
でもこれはJALカードの裏に印刷された物で、いわば“相乗り”の形をとっていた。
那覇空港(第2ターミナル)、石垣空港等では専用のラウンジが使えたり、優先予約が出来る等の“特典”があった。
しかし如何んせん年会費5,000円は高すぎたようで、数年で自然解散となった。
何を隠そう私も会員の一人であった…。






アンケート

確かこれ、空港の一角に置いてあった気がする。
SWALのロゴもなく、とてもシンプルなもの。
1.親しみ易さ 2.接客態度 3.身だしなみ 4.言葉遣い 5.施設の5項目を「良い」、「普通」、「悪い」の何れかで回答するもの。
それでは私なりの回答を一つ。
1.「良い」…それはそうだ。でなければこのページは作っていない。
2.「普通」…悪くはないと思う。でも窓から外ばかり見ているので。
3.「良い」と思う。これも前問同様。
4.「良い」と思う。すごく親切な保安要員さんがいた。
5.「悪い」…これは空港施設のこと。当時、はっきり言ってきれいな空港はなかった。(でもそれが良かった?)





くさりやすい

いきなり何かと思われる人も多いでしょう。
でもしょうがないじゃない。そう書いてあるんだから。
そう、これは貨物の箱に貼るステッカーです。
私、昔空港で貨物の積み卸しのアルバイトをしてました。
時々大きなまぐろが各地から氷詰めになって送られてきました。
その時のまぐろはやたら重たくて、狭い貨物室から引き出すのが大変でした。
でも絵のように優しく微笑んでいました…(ウソ)。



お礼

このページは以下のものを除く資料の全てをMilk Airさんにご提供いただきました。
「搭乗券」は一色龍太郎さんにご提供いただきました。
「のぼり」はワルター大将さんにご提供いただきました。
「Tシャツ」は横川さんにご提供いただきました。
「傘」は宜保さんにご提供いただきました。
厚く御礼いたします。

戻る   グッズ1号館はこちら  グッズ3号館はこちら  グッズ特別館はこちら
南西航空写真館へ戻る