こちらは「SWALグッズ特別展示館」です。
ここの展示物は沖縄在住の糸数さん(1〜7番まで)と、那覇在住の「なんくるないさ」さん(8〜10番まで)から写真または現物として提供いただいたものです。
南西航空がJTAに社名変更した1993年の7月、那覇で「ありがとうSWAL チャリティーバザール」がありました。そこで入手されたもの(1〜7番)と、旅行会社にお勤めの関係で入手されたもの(8〜10番)を中心に特別展を開催いたします。
こうしてその時のGOODSの一部を20年ぶりに公開できるのは糸数さんと「なんくるないさ」さんのご好意のおかげです。ここに御礼申し上げます。


開催ごあいさつ

左は「ありがとうSWALチャリティーバザール」開催の告知です。
SWALの名が消えてからわずか4日目にこのようなバザールが開催されたことにも驚かされますが、この記事は機内誌「Coralway」1993年真南風号(公式にはJTAスタートの7月1日発行)に掲載されていたのです。
だから気付いたときにはもう終わっていた…と涙を飲んだ方も多かった事でしょう。
管理人は当時、南西航空の知り合いの方からこのサイトにあるいろいろなGOODSを戴いていていました。購入したものはB737型ボールペンやテレホンカード等、ごく一部のものしかありませんでした。
こうしたGOODSは「買うものではなく戴くもの」という意識が無意識のうちに染み付いていたようで、那覇までの交通費もばかにならず、「わざわざバサールに出かけて購入するのもねぇ」などとパスしてしまったのです。
当時はPCもなく、当サイトの開設はその4年後です。
「南西航空写真館」の構想すらなかった時期とは言え、今思えばどうしてこのバザールに行かなかったのだろう…などと悔やんでいます。

でもこうして今でも大事に保管してくれていた方がいたからこそ、この特別展が開催出来たわけです。
出展番号 1 「ケース入りメモ帳」

ケース入り25周年記念メモですね。
黒いケースに金色のSWALマークは、何か重厚さを感じます。
この25周年ロゴは機体にも小さくデザインされていました。
また左上には「スワル君」(グッズ3号館参照)も描かれています。
ちなみにこのページ一番上で飛んでいるのがプランちゃんです。
出展番号 2 「数々のギブアウェイ」

左上から「トランプ」「ジグソーパズル」「ラインマーカー」。
下は「えんぴつ」「メジャー」に「ボールペン」。
トランプは昔、JALの国際線等でよく(貸して?)貰えましたが、搭乗時間の短いSWALの機内では勝負がつかない!?。
それに引き換え「スワル君」と「プランちゃん」と一緒に飛ぶジグソーは子供向けだから大丈夫かな。
えんぴつはカウンターで予約やチケットを購入する時に何気なく使ったものかも。
でも水平器?付きメジャーは機内では使い道なし…
出展番号 3 「スタンプ」

各地の空港のスタンプはグッズ2号館でも一部紹介していますが、これはスタンプそのものです。
これはバザールではなく、久米島空港で戴いたそうです。
昔、JRが国鉄の時代、「DISCOVER JAPAN」キャンペーンがあって、全国各地の駅にスタンプが置いてありました。
スタンプ帳を持って旅行の度に集めたものです。
こちらは沖縄の全空港を制覇しないと集められないので、難易度は上!?
出展番号 4 「旅行カバン」

いやー、こんなに立派な旅行カバンが実在していたのですねぇ。
これはかなりの長旅にも使えそうで、ネームタグまで付いています。
機内誌「Coralway」にはスカイショッピングと題してSWALマーク入りスポーツバックやビーチタオル、ヨットパーカー等が販売されていましたが、このバックは初めて見る代物です。
たぶんよっぽどの上客や企業セールス用として作成されたものと管理人は推測します。
出展番号 5 「未使用搭乗券」

これはバザールならではのものですね。
上部の半券は搭乗の際もぎられて、手元には残りません。だから貴重なのです。
グッズ1号館でも少し紹介しましたが、「SWALマークと路線図」のものが古く、首里城のデザインは1992年以降に主に使用されていたようです。
便名がすでに印刷済みのものもあり、それが高需要路線であったり、1日1便しかない路線であったりするのも面白いところです。
今はこうした「とっておきたい」搭乗券ってほぼ全滅してしまいましたね…
出展番号 6 「パンフレットスタンド」

これもバザールでなくてはなかなか手に入れる事が出来ません。
空港や旅行代理店のカウンターなどにあって、当時は特に意識もせずに「見逃して」いたようです。
またここにあるパンフレット類は旅行会社の方から戴いたものだそうです。
あと何気なく置かれていますが、右から2つ目の時刻表はSWAL最後の1993年6月のものです。
出展番号 7 「初日カバー」

ちょっと番外編かも知れませんが、これ、「飛び安里」200年と南西航空20周年を引っ掛けたものですね。
「飛び安里」とは、あのライト兄弟より100年以上前の1787年に沖縄で「初飛行」したとされる人物です。
つまりその180年後に南西航空は初飛行したという事です。
ちなみに初日カバーとは、郵便切手の発行初日にその発行日当日の消印が押された記念品的印刷物です。
出展番号 8 「卓上カレンダー」

儀間比呂志さんの卓上カレンダーの登場です。
いままでとにかく残念だったのが当時この卓上カレンダーを所持していながら破棄してしまい、私の手元に現存していなかったという事です。
これは1981年〜1987年のものです。
卓上カレンダー自体はそれ以前から製作されていたようです。いつからこのデザインに変わったかは定かではないのですが、やはり儀間比呂志さんのもののイメージが強いですね。
出展番号 9 「多目的バック」

高さと幅が35センチ、奥行きが15センチほどあるバックです。
さしずめ今ならエコバックとも言えそうですが、かなりしっかりと作られていて何か大工道具でも入れられそうな雰囲気です。
航空貨物の搭載リストいれたカバンを通称「赤バック」と言いました。色は黄色なれどなにかそれをも連想されるバックです。
はたしてその実態は何だったのでしょう??
出展番号 10 「ライター」

かなり年季が入っていますが、金属製の重厚なものです。
最近では喫煙者は肩身が狭くなっているようですが、たばこを吸わない人でもこれを貰ったらきっと取っておくことでしょう。
ただしSWALにこだわっている人だけですが…


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